前回の記事ではサクラエディタのインストール方法や便利な使い方をご紹介しました。
引き続き、サクラエディタの便利な使い方を紹介していきます。
今回は新しいテキストファイルの開き方や置換方法をご紹介したいと思います。
新しいテキストファイルを素早く開く
サクラエディタにはタブ表示(各テキストファイルをまとめて表示)することができます。サクラエディタを「タブ表示」設定している状態で、タブバー付近をダブルクリックすると一瞬で新しいテキストファイルを開くことができます。
※下の図の赤枠付近をダブルクリックします。
実際にダブルクリックしてみると・・・新しいテキストファイルができました!!
わざわざサクラエディタをダブルクリックしたり、「ファイル」→「新規作成」など煩わしい作業をしなくてすみますねー
ちなみにテキストファイルをとじる際はタブを右クリック→削除を選択することで閉じることができます。
沢山開いてる状態で「右すべて削除」まとめて削除する方法がいろいろあるので実際に試してみて下さい。地味に便利ですよ!
便利な置換
サクラエディタは正規表現を利用して様々な置換を実施することができます。
エディタを利用する利用はこれ!といっても過言ではないくらい置換はとても便利です。
置換は正規表現と組み合わせることで、ログの解析や大量のテキスト編集などで真価を発揮します。
行頭から特定の文字までを置換(削除)する
行頭から特定の文字列までを削除したい場合は下記の正規表現を利用します。
例) 「●●ガム」を消す
置換前(N) → ^.*ガム
置換後(P) → 入力なし
上記のように置換を実施すると、●●ガムまでを削除し、「うまい」だけを表示することができます。
大量の単語等を消したい場合にすごく便利なので、ぜひお試しください!
複数の単語を一括で置換
複数の単語を一つづつ置換するのは大変ですよね。
サクラエディタでは一括で複数の単語を置換することができます。
例) 「ごりら」、「らっぱ」、「ぱせり」を一括で「りんご」に置換する
置換前(N) → (ごりら)|(らっぱ)|(ぱせり)
置換後(P) → りんご
すべての単語を「りんご」に置換することができました!
いかがだったでしょうか。サクラエディタの置換は正規表現を組み合わせることでとても便利に利用することができます。
正規表現を覚えるのは少し大変ですが、よく使うものはメモしておくなどし、日々の業務圧縮に役立ててもらえるととても嬉しいです。
アイディア次第ではテキストの編集作業時間を大幅に圧縮することができると思います。
以上、サクラエディタの便利な利用方法でした!みなさんのお役に立てれば幸いです。