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パソコンがインターネットにつながらない!切り分けコマンド色々

投稿日:2018年5月1日 更新日:

パソコンがインターネットにつながらない!という障害対応は多々あるかと思います。

そんなときにパソコン側で実施したい切り分けコマンドをいくつか紹介したいと思います。

いざというときに役に役に立つのでぜひ覚えておきましょう。

エンジニアでは無い方も職場や自宅で役に立つので覚えておいて損はないですよ!

 

IPアドレスが正しく設定されているか:ipconfig

パソコンにはIPアドレス(IPアドレス)というものがあります。簡単に言うとパソコンの住所みたいなものです。

住所がわからなければ手紙は届かないように、ネットワークに繋ぐ(インターネットに繋ぐ)場合は必ず設定しなければいけません。

IPアドレスの設定は手動で設定するパターンと自動設定であるDHCP(ディーエイチシーピー)があります。

 

確認方法としてWindowsだと「コマンドプロンプト」を利用して確認します。

パソコンキーボードの「Windowsボタン」と「R」を同時押しすると、「ファイル名を指定して実行」が起動してきます。

起動したら「cmd」と入力して「OK」を押してみましょう。

 

そうすると真っ黒な画面のコマンドプロンプトが起動します。そこで「ipconfig」と入力しエンターを押してみましょう。

上の図はWiFiでパソコンをつなげているため、「Wireless LAN adapter」にIPアドレスの情報が出力されています。

LANケーブルでつなげている場合は「イーサネットアダプター」に出力されているはずです。

上記コマンドで下記の情報が確認できます。

IPアドレスが「192.168.0.9」

サブネットマスクが「255.255.255.0」

デフォルトゲートウェイが「192.168.0.1」

ここではあまり深く解説しませんが、IPアドレスは住所、サブネットマスクはネットワークの範囲、デフォルトゲートウェイはこのパソコンの出口という感じです。

これでパソコンのIPアドレス情報を確認することができましたが、じゃあ何であれば異常なの?という所をご紹介したいと思います。

よくあるネットワーク接続不可事象として下記があります。

 

IPアドレスが他の端末と重複している

IPアドレスはパソコンの住所であるため、他のパソコンと重複してしまうと通信ができなくなります。

手動で設定している場合は管理がおろそかだったりすると、重複してしまうことが多々あります。(ほとんど人為的なものです)

IPアドレスが重複していると「ipconfig」コマンドでIPアドレスが「169.255.XXX.XXX」になったり、「重複」と標示されます。

この場合は誰かと重複していることが考えられるので、他のパソコンを確認する必要があります。

 

DHCPによるIP取得ができていない

自動設定(DHCP)の場合も、IPアドレス重複と同じようにIPアドレスが「169.254.XXX.XXX」になることがあります。

DHCPはDHCPサーバと呼ばれる機能をもった機器からIPアドレスをもらうような仕組みになっています。

DHCPサーバは無線ルータやサーバ単体で構築されていたりしますが、この機能が提供できていない(サービスダウンしている)と

IPアドレスをもらうことができないため、「169.255.XXX.XXX」になることがあります。

ルータ再起動やDHCPサーバのサービス確認、サーバ再起動を試してみましょう。

 

 

デフォルトゲートウェイと通信できているか:ping

IPアドレスが正常であることが確認できたのにまだ通信できない・・・

次はインターネットへ抜ける経路に通信できているか確認してみましょう。通信確認するコマンドして「Ping」というものがあります。

PingはIPアドレスに対して通信できているか確認することができます。

コマンドプロンプトを起動して、デフォルトゲートウェイにPingを実行してみましょう。

到達できている場合、「~からの応答: バイト数 =32 時間 =1ms TTL=255」というように表示され、疎通できていない場合は「~からの応答: 宛先ホストに到達できません。」という表示になります。

デフォルトゲートウェイに到達できない場合、インターネットへ抜ける出口が通行止めになってしまっている状態になっているので、故障していないか、電源が落ちていないか確認しましょう。

再起動してみるのもいいかもしれません。

※機器によってはセキュリティ対策としてPing疎通を拒否していることがあります。そのため必ずしも到達できるというわけでは無いので注意が必要です。

 

名前解決が正常にできているか:nslookup

「google.com」にアクセスしようとした場合、IPアドレスを意識することは無いかと思います。

実はDNSという機能で「google.com」と「IPアドレス」が紐付いているので、IPアドレスを入力しなくても入力しなくても「google.com」を見ることができます。

これはDNS(ディーエヌエス)という機能によって実現しています。

例としてブラウザで「google.com」と入力するパターンと「216.58.197.14」と入力するパターンは同じという感じです。

DHCP同様に無線ルータがDNSサーバ機能を提供していたり、DNSサーバが単体で構築されていることがありますが、

DNS機能が停止しているとインターネット上のホームページが閲覧できなくなります。

DNS機能を利用することを「名前解決」と呼びますが、その機能が利用できているか確認するコマンドがあります。

コマンドプロンプトを起動して「nslookup google.com」と入力してみましょう。

ちゃんとDNSが機能していると「216.58.197.14」とIPアドレスが表示されますが、機能が停止していると「~を見つけられません」と表示されます。

DNSサーバとして動作している無線ルータやDNSサーバをの状態を確認してみましょう。意外と再起動ですんなり復旧することは多いです。

 

 

いかがだったでしょうか。一言でインターネットにつながらないといっても要因は色々あります。

詳しいひとや管理者がいれば原因を調べすぐ復旧することができるかと思いますが、そうでは無い場合に是非お試しください。

 

以上、みなさんのお役に立てれば幸いです。

 

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