virtualboxはOracleというベンダーが提供しているPC仮想化の
ソフトウェアです。
色々なOSをインストールすることができるので、検証作業だったり
勉強用にとても重宝します。
今回は現時点(2017/11/21時点)で最新版のvirtualbox 5.2.0を利用して
Centos7.2をインストールするところまでご紹介したいと思います。
virtualbox 5.2.0のインストーラダウンロード
下記ダウンロードURLからダウンロードすることができます。
http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/virtualbox/downloads/index.html?ssSourceSiteId=otnjp
今回はWindowsPCにインストールしたいと思います。
Platform 「Windows」の「Windows Installer」をクリックし、ダウンロードを開始します。
virtualbox 5.2.0のインストール
ダウンロードが完了したらインストーラをダブルクリックで実行します。
インストールウィザードが開始されるので案内の通りにすすめていきます。
まずはそのまま「NEXT」をクリックします。
カスタムセットアップの画面になりますが、そのまま「NEXT」で問題ありません。
ショートカット等の作成画面です。私はデスクトップへのショートカット作成のみチェックを外しています。
お好みで決定し、「NEXT」をクリックします。
インストール時にネットワークが一時的に切れる旨の警告がでますが、特に問題ないので「Yes」をクリックします。
そのまま「Install」をクリックします。
インストールが完了するので「Finish」をクリックします。
Centos7.2のOSイメージダウンロード
仮想マシンとしてインストールするCentos7.2 のOSイメージをダウンロードします。
ダウンロード先は下記URLです。
※ミラーサイトとなります
http://archive.kernel.org/centos-vault/7.2.1511/isos/x86_64/
上記サイトより「CentOS-7-x86_64-DVD-1511.iso 」をダウンロードします。
virtualbox 5.2.0へCentOS7.2のインストール
いよいよvirtualbox 5.2.0へCentOS7.2をインストールしていきます。
初期画面のキャラクターがかわいい!
virtualboを起動し、「新規」をクリックします。
下記のパラメータを設定します。
名前:任意
タイプ:Linux
バージョン:Red Hat(64-bit)
入力後に「次へ」をクリックします。
仮想マシンのメモリサイズを決めます。
今回は1GB (1024MB)にしています。
次は仮想マシンのハードディスクを作成します。
新規仮想マシンの作成になるので、「仮想ハードディスクを作成する」にチェックを入れ、「作成」をクリックします。
仮想マシンのハードディスクファイルタイプを作成します。
他の仮想マシンソフト(vmwareなど)で利用しなければそのまま「VDI(VirtualBox Disk Image)」で問題ありません。
新規作成した仮想マシンのハードディスクを可変サイズ・固定サイズにするか選択します。
今回は可変サイズで作成します。
仮想マシンハードディスクの保存場所、容量を決めます。
保存場所はそのままにし、容量を30GBとしています。
「次へ」をクリックすると仮想マシン作成が完了します。
作成が完了すると下のような画面に移行します。
現段階ではOSが入っていないサーバが作成されている状態になっていますので
OSをインストールしていきます。
作成したサーバを選択し、「起動」をクリックします。
起動するとOSイメージの場所を聞いてくるので、ダウンロードしたOSイメージの場所を選択し、「起動」をクリックします。
パソコンのキーボード矢印で項目を選択します。「Install CentOS 7」を選択し、エンターを押します。
仮想マシンの言語を選択します。今回は「日本語」を選択し、「続行」をクリックします。
各種設定画面に移行します。あとから設定は可能なのでそのまま「インストールの開始」をクリックします。
※パーティション(HDDの割り振り)はあとから変更するのが面倒なので、変更するのであればこの段階で変更しましょう。
インストールが完了すると再起動が求められます。「再起動」をクリックしましょう。
インストール完了です!
virtualbox 5.2.0へ Centos7.2のインストールは完了です。
以上、みなさんのお役に立てれば幸いです。